こんにちは!きなろです(´・ω・)ノ
王子公園の北側、摩耶山へ続く道を約20分ほど登ると神戸唯一の茶畑『静香園(しずかえん)』があります。静香園では、お茶とお菓子をいただいたり、茶摘み体験ができます。
今回は、普段の運動不足の解消もかねて『静香園』までハイキングしてきました!
明治時代、神戸には茶畑があった?
明治時代ごろ、灘区原田通から中央区割塚通の一帯は茶畑で、お茶を海外へ輸出していたそうです。100年ぶりに神戸で茶畑を復活させたのがこちら「静香園」。現在、神戸市内で唯一の茶畑です。
「静香園」の雰囲気
和風な門が「静香園」への入口です。メニューが入り口前に置いてあるので、わかりやすいです。
営業中の看板が出ていました。
門をくぐり、階段を上ると茶畑を望むテラス席があります。心地良い風が通り抜けます。
緑に囲まれ、微かに聞こえてくる川のせせらぎ、鳥のさえずりに木々の揺れる音に、日常を忘れてリフレッシュできます。
お店の方が「ここから上に登れますよ。上からの景色もきれいなので、良かったら見てきてね。」と優しく教えてくださりました。
母屋の前には、立派な鯉が泳ぐ池が。こちらもお店の方が、良かったら池も見て行ってねと声をかけてくださりました。池は竹林に囲まれていて、風が吹くたびサラサラと心地よい音と光が差します。こんなお庭が家にあったらいいな~と憧れます!
「静香園」のメニュー
静香園のメニューは、お茶の単品と饅頭付きのお茶があります。
お茶は3種類あり、緑茶・抹茶ラテ・ほうじ茶ラテ。それぞれお茶まんじゅう+300円で付けることができます。お茶単品でも、お茶請けのお菓子が付きます。
夏季は冷たいお茶もあるそうですが、6月初旬はまだ温かいお茶のみでした。坂道を登ってきて汗だくでしたが、温かいお茶でも美味しくいただけました。
お茶まんじゅうセット
緑茶とお茶まんじゅうのセットをいただきました。
山の湧き水で入れた緑茶は甘い香りで、渋味や苦味は感じません。柔らかくほっとできる美味しいお茶でした。ポットがあるので、お湯を自由に注ぎ足せます。(2〜3杯くらいまでが、美味しく飲めるのでおすすめです。)
お茶が練り込まれた皮でこし餡を包んだお茶まんじゅう。シンプルな甘さで、お茶とよく合います。
ハイキングで疲れた身に甘さが沁みます!
お茶請けに、さんご豆とお茶のキャンディが付きます(お茶単品の注文でも付いてきます)。さんご豆はピーナッツに黒糖がコーティングされたもの。サクッと軽い歯ごたえで、ついつい食べたくなるおいしさ。キャンディは、帰り際にいただき景色を楽しみながらゆっくりいただきました。
持ち帰り用のお茶も
持ち帰りできるお茶とお菓子が販売されており、静香園の新茶もあります(それ以外の産地の商品もあります)。イートインせず、茶葉だけを購入することも可能です。
静香園の予約は必要?
カフェ利用のみの場合、予約は必要ありません。
ただし静香園は不定休(土日祝営業、雨天休業)で、事前に電話で問い合わせるのがおすすめだそうです。(Instagramは更新されていないようなので、お電話がおすすめです。)私は事前に問い合わせず土曜日にうかがいましたが、営業されており、お店を利用することができました。
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「静香園」への詳しいアクセス
最寄りのバス停で下車、または車で駐車場に停めて、そこから20分程歩きます。詳しくご紹介します。
電車+バスの場合
最寄りのバス停は神戸市営バス「青谷」です(または「青谷橋」)。
【三ノ宮から行く場合】神戸市営バス2系統「地下鉄三宮駅前」から乗車、青谷まで約17分。※三宮駅周辺バス停の地図
【大阪方面から行く場合】阪急電車六甲駅またはJR六甲道駅でおり、神戸市営バス2系統に乗車、青谷まで約12分。※阪急六甲 バス停の地図
【王子公園から行く場合】電車の最寄り駅は阪急「王子公園」ですが、青谷までは直通バスがなく、青谷までは徒歩約20分です。
最寄の駐車場
神戸市営バス「青谷駅」の近くに、駐車場が2箇所あります。静香園に隣接する専用駐車場はないので、これらの駐車場を利用しましょう。
▼バス通り沿いの車が4台停められるタイムズ。(タイムズ神戸青谷町の住所はこちら)
▼タイムズの奥に、普通車2台と軽1台が停められる三井のリパークがありました。松蔭中学・高校の東側です。(三井のリパーク神戸青谷町3丁目の住所はこちら)
静香園までの道順
バスを降り、松陰中学・高校の反対側(山側)の坂道を上る方向へ進みます。上記駐車場に車を停めた場合は、横断歩道を渡り、目の前に続く細い住宅街の道を進みます。
住宅街を4分程歩くと、川があり、小さな橋が架かっています。上の写真の看板が目印です。
さらに橋の右手には、登山口を示す標識もありました。
ここからプチ登山です!
と言っても、ほとんど舗装された道なので、茶園までであれば本格的な装備無しで大丈夫です(小さな子を連れて、散歩されている方もいました)。急な坂道や雨の後はぬかるみそうな場所もあるため、歩きやすいスニーカーと動きやすい服装がおすすめです。(虫も多いので、気になる方は虫除けスプレーをしていってもいいかも!)
神戸の街と海を見渡せるポイントもあり、天気がよいと大阪の方まで見渡せます。
川沿いで、木々が生い茂る道なので、街中よりかなり涼しく感じました。
運動不足の私の足で、駐車場から約20分歩いて「静香園」に到着!6月初旬でしたが、かなり汗をかきました。
まとめ
静香園ではスマホの電波が届きません。緑の中で、風と川の音に耳を澄ましながらお茶をいただけば、心も体もリフレッシュ!秋は12月の1〜2週目ごろまで営業予定とのことで、今度は紅葉を見に行きたいと思います♪
【店舗情報】 店名:静香園 Instagram 住所:神戸市灘区原田小屋場大原1-5 Google map アクセス:神戸市営バス青谷から徒歩約20分 営業時間:土日祝営業、雨天休業(詳しくは078-2220-007へご確認ください)
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